カラーバターの応用的使い方、アレルギーの方必見!

From:内野

今日はカラーバターを自宅で使っている方のために、応用編としてちょっと変わった?使い方を紹介しましょうね、変わったというよりは、カラーバターの長所を利用して、また欠点を少しでもカバーできないか実験的にやってみます。

こんな事、誰~も教えてくれませんよ。

特に、普通のカラー(ジアミン系)にアレルギーがある方、これはジアミン系(パラフェニレンジアミン)色素は使ってないですからね、良くいらっしゃいます、白髪染したいが、ジアミンにアレルギーがある、なんてお客様にもお薦めですね。
※ジアミンとは一般的なヘアカラーの色素です、ヘアカラーでかぶれるなんて聞いたことがあると思いますが、このジアミン色素が原因です。

刺激に弱い方は、アレルギーでなくても接触性皮膚炎などもありますから、慎重にとは付け加えておきますね。

 

では、まずは私の髪です、(お恥ずかしいですが、げっ!!┐(´∑`;)┌フロントの方は白髪80%ほどあります)

 

 使用カラーは、ディープブラウン8+ブラック1割です、これにプラスワンクリーム(アルカリ)を1割

これに過酸化水素6%(カラーの2液)を全量の2割程MIX

何のためにって??

狙いは、本来ならディープブラウン単品程度の明るさが欲しいのですが、これでは白髪に入りません、そこでブラックを適量MIXしてより染まりを良くしつつ明るさも残したい。

「でも、それじゃアルカリとカラー2液じゃブリーチ剤じゃないかって、
お~、良く分かってますね。

そうですね、カラーの2液(過酸化水素水)とアルカリ剤を混ぜたものがブリーチ剤

こんな事一般美容師でも考えない事です、それをあなたが理解できることが素晴らしい!!!


でも、よく見てください。過酸化水素水6%を全量の2割という事は混合時の過水濃度は約1%、普通ではブリーチ力はほとんどありません、普通のブリーチ剤の混合時の過水濃度は3~4%です)根元たっぷりの白髪染であれば、なんとなくライトニング効果が望めるかな~?程度です。

 

いかがですか?ここまで付いて来てもらっています?
では先に行きますよ、、、

 

ある程度ロングで、毛先が傷んでいるような方は、事前にフィルアップローションなど毛先に処理した後乾かします。それから根元たっぷりの感じで、または毛先が暗くなっている方、あんまり染めたくない方は当然、根元のみの塗り方を推奨します、そのテクニックができない方は事前に毛先にはトリートメントを付けておくと、全く問題ありません。 

と言う事で、自宅でする事を想定して、加温器などは使いませんでした、キャップ保温30分

30分経過それではシャンプーに入ります。こでメンディングメイドでヘアパックこれで完璧アフター処理完了。

はい、出来上がりました。ちょっと画像は暗いですが、結構ブラウン系が綺麗に出ています、
↓(フロントの方)

 

では、ビフォー、アフター、いかがでしょう?

 

若干の浮きはありますが、ブラウン狙いですからこんな物でしょう、
私的には十分満足の結果です(〃^o^)~♪♪
もちろん傷み感は全くありません、する前よりツヤサラです。
もっと明るさほしい時は過酸化水素水を、、、


(はっきり言えよって。。。)
すみません、2液を多めに・・・

さらにさらに、クリアコートなど使えば、そりゃ、ツヤツヤ天使の輪間違いなし!

いろいろ応用可能です、気になる方質問ください。

PS、
ここでも大活躍、ヘアカラー必需品

http://kf-shop.ocnk.net/product/90

 

PPS,
いやいや、こんな事、素人さんに教えて良いのでしょうか?コレって美容師さん向けのセミナー内容ですけど・・・
なんとなくでも理解出来た、あなたは、素晴らしいと思います。