セルフカラー

 

自宅でヘアカラー

一般的なヘアカラー(白髪染)の成分は
 1剤はアルカリ+色素
 2液は過酸化水素水

ブリーチ剤は・・・
 1剤はアルカリ
 2液は過酸化水素水

見比べて下さい!(1剤に注目)

2液は一緒(過酸化水素水)

1剤は?
一般的ヘアカラー(白髪染)は
ブリーチ剤+色素

白髪染は毎月する人が大半です。毎月ブリーチしているんですよ!

考えただけでも怖いですね。もちろん綺麗に染まって明るさを出す、持ちも良い、これが一般ヘアカラーの長所です。白髪染には欠かせません。
他にも、ヘナ、カラートリートメント、ヘアマニュキア・・・いろいろありますが、全て染まりは悪いし明るさは全く出ません。長所は傷まない事。

ヘアカラーの成分について書きましたが、今度は技術的な事を書きましょう。

最も大事な事は・・・

根元(新生部分)既染部分(過去に染めたところ)塗りわけ

新しく伸びてきた根元は傷みはありません、しかし毛先は何度も染めています。毛先になればなるほど傷みも激しい。これが髪の状況です。

だとすれば
根元は刺激が少々あったとしても、思い通りの色で良く染まり持ちの良い一般的カラー剤が良いですね。

しかし
毛先の方根元と同じカラー剤は使ってはいけません毛先は傷みがあるという状況。 当然傷みにくいカラーを選択する、それはブリーチを起こさないように(2液の過酸化水素水濃度を落とす、アルカリ量を落とす)または傷まないようにカラートリートメントなどを利用する。

 ※根元と毛先は条件が違うので、必ず対処も変えるという事です。この方法をリタッチ法と言います。

 

次は(理解が難しい質問)
当方でも発売しているカラーバター(色を付けるだけのカラートリートメント)への質問

>髪を明るくしたいのですが、ライトブラウンかイエローで染めると明るくなりますか?

回答:
毛先部分にイエローでもライトブラウンでも色素をくっつけても、明るさは全く求められません明るくするのはブリーチの仕事です(一般ヘアカラーに使われている、過酸化水素水とアルカリ

  

 前処理で、お決まりのカラーリスト 乾かしてから中間毛先にリードオイルK カラー剤には更に ぺリセールを5%配合、

最後にはメンディングメイドこれはセルフカラーの方には必需品です、傷み進行、退色が違ってきます。
 
こちらに詳しくやり方を書いています
 
これだけやったら技術行程は別として薬品、前処理、アフター、としてハイレベルな処理工程になります。
 
P.S.
特に、メンディングメイドは、アルカリカラー、2液を使うカラー剤の場合は必須です。使い方も通常のシャンプー時のトリートメントとして簡単使用
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