セルフカラーの前に知っておくべき4つの事
From:内野
ヘアカラーをするうえで絶対に理解しないといけない事は、
まず、ヘアカラーには大きく分けて色を付けるだけのカラー剤(ヘナ、ヘアマニュキア、カラートリートメントなど)と1液、2液を直前に混ぜて染める一般的なヘアカラーがあります。一般的なヘアカラー(白髪染)の成分は、1液と呼ばれている色素とアルカリ。2液は過酸化水素水、これを混ぜるわけですけど、ついでにブリーチ剤の説明もしましょう。これはアルカリと過酸化水素水を混ぜたものです。もうお分かりですね、白髪染もブリーチ剤に色素を混ぜただけです。ここでもしっかり理解してもらいたい事は、髪の明るさを出すのは全てブリーチによるもので、そしてこのブリーチが髪を傷めます。
ここは大事ですのでもう一度言います。明るさを出すのは色ではなくブリーチの仕事、そしてこのブリーチの度合いと髪の傷みは比例します。白髪染なんかは毎月する人が大半です。毎月ブリーチしているんですよ。考えただけでも怖いですね。もちろん綺麗に染まって明るさを出す、持ちも良い、これが一般ヘアカラーの長所です。正直白髪染には欠かせません。他にも前出のヘナ、カラートリートメント、ヘアマニュキア・・・いろいろありますが全て染まりは悪いし明るさは全く出ません。長所は傷まない事こういったカラー剤の特徴はしっかり理解してください。
アナタはカラーに何を求めますか?
真っ黒なカラーはいやでしょ?
ある程度の明るさもほしいでしょ?
しっかり染まった方が良いでしょ?
長持ちした方が良いでしょ?
髪を傷めたくはないでしょ?
たぶんほとんどの方が上記のような事を希望するでしょう。
だとすれば
根元は刺激があったとしても、良く染まり持ちの良い一般的カラー剤を選択。(望む明るさカラー剤)
しかし
毛先の方は絶対同じカラー剤は使ってはいけません。毛先の状況は傷みがある、当然傷みにくいカラーを選択する、それはブリーチを起こさないように(2液の過酸化水素水濃度を極端に落とすなどの工夫)または傷まないようにカラートリートメントなどを利用する。
しかし難しいと思っている人もいるでしょう。そこで、市販品カラー剤を使っている方に4つほどアドバイスさせていただきます。
4つのポイントとは、、、
1 前処理、傷んだところを保護する
2 根元とすでに染まっている部分の薬品をかえる(またはその状態を作り出す)
3 カラー剤でアルカリに傾いた毛髪を弱酸性(髪の等電点)に戻す、
4 残存過酸化水素水の完全除去
いかがですか?今まで2番について詳しく触れてきましたが理解してもらいました?根本はしっかり希望通りに染める、毛先既染部はブリーチを起こさない工夫をするという事ですね。
ダメージが少ないカラーが希望の方は、1~4をしっかり勉強してやってください。並みの美容室よりトリートメント効果は高くなります。特に3.4.は誰にでもできます、それでいてほとんどの人がやってない事です。
P.S.
3.4での必需品はこれです(もうすぐ1Lが発売)
↓
https://kf-shop.ocnk.net/product/89