「シリコン=悪」は本当?あなたが知っておくべき“髪とシリコン”の真実。
シリコーンは髪に良くない?
シリコーン配合の製品を使っていると髪が傷む?
こんにちは髪風船の内野です。
あなたも一度は、美容師さんや広告でそんな言葉を耳にしたことがあるかもしれません。
◆ お客様のご質問より
美容師さんによって、シリコンについての考え方が真逆なんです。
「絶対に使っちゃダメ」という人もいれば、「適量なら問題なし」という人もいる。
一体、どっちが正しいんでしょうか?
◆ 結論からお伝えします。
シリコン自体は悪者でもなければ、魔法の成分でもない、ただの“感触を良くする成分”です。
現代の化粧品開発において、シリコンはなくてはならない優れた素材のひとつ。
指通りやツヤ、まとまりなど、仕上がりの質感を高めてくれる効果は確かにあります。
ですが──
シリコンを使ったからといって髪が補修されるわけではない。
ここが多くの方が勘違いしやすいポイントです。
◆ 「手触りが良い=髪が良くなった」ではない
シリコンを使うと、髪がツルツル・サラサラになります。
でもそれは表面のコーティングによるもので、
髪の内部が本当に改善されたわけではありません。
そのため、「手触りが良いからもう安心」と思って、
本質的なダメージケアを怠ってしまう方も少なくないのです。
◆ 「悪さをする」という根拠はない
一方で、「シリコンは髪や頭皮に悪い!」という説も根強くありますが、
現時点でそれを科学的に裏付ける明確なデータはありません。
美容施術に支障が出る
毛穴が詰まる
パーマがかかりにくくなる
これらも誤解が多く、正しくシャンプーすれば落ちる成分ですし、
オイルや他の皮膜剤でも同じようなことは起こり得ます。
◆ では、なぜ「ノンシリコン推し」が増えたのか?
あるお客様より:
「通っている美容室が“ノンシリコン信仰”なので不安になって連絡しました」
このようなケースも多く見られます。
美容師側が「シリコン=悪」と強く考えている場合は、
その方針に従った方がトラブルを避けられるかもしれません。
ただし、私は中立です。
シリコンを絶対NGとする必要も、無条件に推奨する必要もないと考えています。
と言うより、今や化学装飾されたシリコーンは多くのヘアケア商品に使われている優れた化粧品原料です。
◆ 髪の状態によって“必要かどうか”は変わる
髪風船では、補修はタンパク質やCMCなど、髪に近い成分で行うという考え方が基本です。
そして、シリコンのような感触改善成分は
「髪を守るコーティング」としてサポート的に使うのがベスト。
特にハイダメージ毛やビビリ毛には、シリコン系の皮膜は強力な“守り”となるのです。
◆ 例えるなら──
健康な肌にギブスをつければ不快で邪魔ですが、
骨折している時なら、それは“必要不可欠な保護”になりますよね。
それと同じです。
髪の状態に応じて使い分ける。
これが本当に賢いヘアケアの在り方ではないでしょうか?
◆ まとめ
シリコンは髪にとって害でも救世主でもない
必要なのは髪の状態に応じた判断と使い方
ハイダメージ毛には“守る手段”として活躍することもある
PS:
今のあなたの髪にとって、
「何が必要で、何がいらないのか?」
もし判断がつかない場合は、ぜひ一度、髪風船にご相談ください。
本当に必要なケアは、“表面の手触り”ではなく、内部から変える補修かもしれません。
ノンシリコーンでツヤ髪が欲しいならこちら
↓
https://kf-shop.ocnk.net/product/149