トロ毛とビビリ毛

ポーラス毛 ベタベタ

 

From:内野

髪の傷みで最も厄介でひどいのはどんな現象かご存知ですか?
もちろんその最たるものは、ビビリ毛!

しかし、もっと深刻な現象がトロ毛です。(トロ毛とは私たちが使う俗称)
とろとろのトロ毛、髪が溶けたような状態、当然ビビリ現象も出ます。

※ 衝撃的画像で始まりましたが、上記画像は実験で薬品を付けている状態です。

こんな難しい状態から、いかに綺麗にできるか、Q&Aを紹介します。
初めての方はなかなか上手に出来ない事もありますが、大丈夫必ず上手くいきます。

>縮毛矯正後、髪のベタつきや切れ毛枝毛に悩まされてダメージ修正セットと疎水化セットを購入しました。早速使ってみました。乾かしてみると前よりベタつきが酷くなりました。どれかを塗布しすぎているのでしょうか?アドバイスお願いします。

質問にお答えします。

補修剤の残存が考えられます。まずやり方で重なるようなものは、極力シャンプー前に持ってきてください。例えば、リードオイルK、メントバランサーなどはシャンプー前に付けると良いですね。充分時間をおいてから、しっかりシャンプーで落とします。

さらにアウトバスではCMCプロとリッチシルキージェルになります。はじめは、ほとんどの方がジェルを多く付けすぎます。これがベタツキの原因です。ショートなら米粒1~2粒位、ロングで小豆位の感じ、それを掌に伸ばし、乾かした髪にしっかり擦り込みます。これでしっとりさらさらです。

補修を始めた方の多い失敗例は剤の残し過ぎです。残しすぎは感触の悪さにつながります。ベタツキ、ゴワゴワ感です。それは心理的に早く治そうと思うと、たっぷり使う、流してしまうと効果が薄れるみたいに感じてしまいます。

美容室でのトリートメントを想像してください。全てがシャンプー前に塗布して、しっかり時間を置きます。その後にシャンプーします。こうする事で髪が軽くなりサラサラ感が出ます。

しっかり浸透、しっかり流すが要領です。

このような事を参考に、まずはいろいろ試して慣れてください。必ず良い方向に向かっていきます。

>ご返信ありがとうございます。まずはリッチシルキージェルをつけすぎたかもしれないので、それ以外を最初の順番で使用し、よーくすすいで乾かしてみました。ジェルをつけたときよりはベタつきはなかったので、やはりつけすぎでした。それでもまだベタつきはあるので次は頂いたメールのようにシャンプー前に全ての処理をしてみたいと思いますまた癖毛も酷いのですが、今後の縮毛矯正は避けるべきですか?今まで通り半年ごとにかけるのは避けて1年ごとにするとか・・・

髪風船です
縮毛矯正も期間は関係ありません。なぜなら、、根元の傷んでない所は強い薬品で構わないわけです。過去に施術している箇所をどうするかが大事です。これらをリタッチ法と呼びます。

例えば、伸びてきたところだけすると期間は関係ないという事です。1年なら根本15センチほどをする、3か月なら根本3~4センチをするこれだけです。

逆に、1年明けても傷んでいる毛先を不用意に強い薬品を付けるとすぐにビビリます。期間の問題ではなく、リタッチ法をいかに的確にやるかです。

 

>お久しぶりです。シャンプーしたときに髪が溶けてしまうような初めの手触りは全く無くなりました!今日、美容院に言ったらあまり痛んでないですねと気がついていなかったです()美容師てきにどーかと思いますが、私的には嬉しかったです()ありがとうございました

髪風船です
徐々に効果が表れてきているみたいです。これは毛髪強度が上がってきている良い現象です。今後も焦る事なくゆっくり、お手入れ続けてください。

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P.S.
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