間違いだらけのヘアカラー、その2
From:内野
先日の続きです、記事読んでいない方はそちらから、
さてアナタはカラーに何を求めますか?
真っ黒なカラーはいやでしょ?
ある程度の明るさもほしいでしょ?
しっかり染まった方が良いでしょ?
長持ちした方が良いでしょ?
髪を傷めたくはないでしょ?
ではさらに解説していきましょう。
この場合も必ず、
根元(新生部分)と既染部分(過去に染めたところ)の塗りわけを考えないといけません。まず、しっかり染まる、明るさもほしい、長持ちさせたい、これを可能にするのは一般ヘアカラーしかない事は前記事で説明しました。
また現状の髪の傷みは、根元は当然傷みはありません、しかし毛先になればなるほど過去に何度となくカラーだパーマだされているはずですから、傷みも激しいでしょう。これが髪の状況です。
だとすれば・・・
根元は刺激があったとしても、良く染まり持ちの良い一般的カラー剤が良いですね。(望む明るさカラー剤を選択)
しかし・・・
毛先の方は絶対根元と同じカラー剤は使ってはいけません。毛先の状況は傷みがある、過去に染めた色素が残っているという状況です。 当然傷みにくいカラー剤を選択する。
それと・・・
過去の色素が残っているという事、根元と同じような色素を載せると色素重合(色が重なって)を起こし真っ黒になります。よって、明るめのカラートリートメントを利用したり、色素濃度を落としたり(薄める)の工夫が要ります。
いかがですか?
カラーは他の技術と違って素人でもできるような技術である事は確かです。塗るだけの技術ですから。しかし、理論はしっかり理解しておかないと真っ黒になった、髪が酷く傷んだ、縮毛矯正したらビビリ毛になったなんて事につながります。
サー、ここからが大事なところですが、この記事長いので、さらに次に続きます。