髪を染めたいあなたへ—その前に知っておいてほしいこと
From:内野
美容室で、髪を明るく染めたらバリバリに傷んだ!
どんなに優秀な美容師がやっても、
髪の傷みは明度(ブリーチ)に比例します
実は、この辺の考え方が、
パーマ、縮毛矯正などとの大きな違いです、パーマでも、縮毛矯正でも、傷みにくくする方法はあります。
しかし、
髪を明るくすると言う事は、メラニン色素の破壊、タンパク質の破壊行為なんです。
どんな優秀な美容師がやっても、、、髪を傷めないで髪を明るくする事は不可能、。美容室でヘアカラーしたら傷まないなんて事はありません。これは技術の問題ではなく理論です。(もちろんやってはいけない方法はあります、それが美容師の知識テクニックかもしれません)
※余談:明るさを出すヘアカラー、白髪染は全てブリーチを伴う物です。よく言われるのが、「ヘアカラーしましたがブリーチはしていません」 いやいや、1液2液を混ぜるヘアカラーは色素が入るのと同時にブリーチが伴っているという事ですね。全てブリーチ剤の中に色素が入ったものとご理解ください。
明るさに比例して髪は傷みます!
ココが結論なんですね。だとすれば、
最初のカウンセリングが全て。
『お客様が望む明るさまで(ハイブリーチ)すると髪はひどく傷みますよ』
『おしゃれを取るか髪の健康を取るか、ご判断ください』
お客様が《そこまで傷むと思っていないのなら》アドバイスするべきなんでしょうね。
最小限度の傷みで済ませられるような、妥協点を探すべきです。(不必要な明るさを望まない)
明るくするにしても、毛先などすでに明るくなって(傷んでいる)所を限界と考えるべきで
根元~中間など暗い部分を毛先にあわせて
そして美容室側で出来る、前処理後処理(過酸化水素除去、アルカリ除去)などの対処は必須!
そうなんです、こんな危険な仕事は、しっかりその危険度を明示するべきですよね、だって傷むのは目に見えていますから、、、
基本的なカウンセリングを怠ると、、、
『髪を明るく染めたら、バリバリに傷んでしまった、』 とお客様、
「お客様が、明るくしてと言われたから明るくしたんです、明るくすると傷むのはあたりまえでしょう、責任はありません」と美容師
何なんでしょうね?
是非、髪風船のお客様はそんな事にならないように・・・
PS、
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