ヘアケアで”絶対"に理解しないといけない事

From:内野

つい先日も、サロンのお客様から

「美容室(他の)に行ったらいつも縮毛矯正やカラーの後トリートメントを勧められます。「トリートメントしたほうが髪が傷まないから・・・」」と言う美容師のプロ的アドバイスどうですか?と言う質問

そこで、私は聞きます。「結果いかがでしたか?」

お客様「ハイ、ツヤサラになりました」

それは良かった!、で、次シャンプーしたら?

お客様「いつも通りのパサパサに戻りました」

もうお分かりですね、その場のツヤサラを楽しみたければ大いにお勧めします。それが美容室帰りの醍醐味です。
しかしここに大きな嘘が隠れています。

「トリートメントしたほうが髪が傷まないから・・・」」と言う美容師のプロ的アドバイス
これは残念ですが美容師の嘘です。本当は売上・・・の為です

傷むか傷めないかは全て、技術の問題です。縮毛矯正、カラー施術で傷んでしまったところに、どんなにトリートメント施しても、1㎜たりとも、健康な髪に戻る事はありません。

トリートメントとして意味があるのは、前処理、とアフターでのアルカリ除去剤などの物だけです。感触を良くする通常のトリートメントにはほぼ意味がないと思ってもらって大丈夫です。

 

ここでもう少し深く考えましょう。
その美容室で行ったトリートメントが全く意味がないという事ではありません。1回しかしない事がダメだと言っているわけです。

例えば、
髪にタンパク質を補給した。CMCを補給した、→毛髪強度は上がります。しなやかさ艶も出ます。そう!疑似健康毛に近づけます。でも定着は浅い物です。2回もシャンプーすると、取れてしまします。また不健康状態、

月に1回美容室でトリートメントしたとしましょう。

2日ほど健康状態、その後は徐々に強度低下していきます。傷んでいる髪のCMCなんて1回のシャンプーで無くなりますからね。28日は不健康な状態、

タンパク質も、CMCも日々充填する事で蓄積効果が出てきます。徐々に髪質は良くなっていきます。そしてそれは持続させないといけないという事です。これが補修ケアの大原則です。

考えればプロも素人も関係なく当たり前の理論です。それをプロである美容師が商売の為に嘘つくから厄介です。

それを聞いたお客様は、美容室でトリートメントすれば髪が傷まない、綺麗になって行く・・・と、誤解してしまいます。

あなたもこの大原則を知るだけで、補修ケアは変わってきます。

 

P.S.

補修ケアの大原則は蓄積効果です。そのためには、毎日CMCプロを付ける事ですね。だって、傷んだ髪のCMCはシャンプーで落ちてしまいます。