やばすぎる内部告発
From:内野
今日のお題は美容師さんに嫌われるかな~、ま、いいか・・・
では行きましょう。
>髪の状態は、良いです。
美容師さんに白髪染めを自宅でしないで!市販の白髪染めは痛むから!と、言われました。
この一年間、根本だけ、白髪染め液と、カラーバターを30%混ぜて、月一で染めていました。自宅で染める方が、頭皮が傷くなくて安心感があります。美容院で染める方が、いいのでしょうか?
理論的に言うと——
技術的に難しいなら、美容室にお願いするのが安全です。
ただし、理論的には「市販=傷む」とは限りません。
それは、美容師さんの“知識”の問題です。
美容室でも、
低アルカリ剤を使っているか?
過酸化水素水は6%か?それとも3%か?
毛先用の薬剤はブリーチを起こさない処方か?
この辺りをきちんと考えて使っているかどうかで、仕上がりもダメージも変わります。
ちなみに髪風船では、
根元には低アルカリのカラー剤+過酸化水素水3%を使用しています。
毛先にはブリーチ反応を起こさない薬剤を調合。
理論に基づいた、ダメージ最小の配合です。
美容室の「利点」と「現実」
美容室のメリットは、根元と毛先の塗り分けができること。
…なんですが、残念ながら実際にそこまで丁寧に分けている美容師さんは少数派です。
70%以上は、根元用の薬剤をそのまま時間差で毛先に塗布したり、
霧吹きで薄めて対応しているだけ。
さらに過酸化水素水6%を使うケースが多く、
これが「ブリーチが効きすぎる → 頭皮がヒリヒリする」原因になっています。
つまり「市販だから傷む」わけではない
多くの美容師さんは「市販品=ダメ」と言います。
でも、それは理論的な根拠があるわけではなく、
むしろ薬剤知識が追いついていない場合が多いのです。
カラー剤の性能差よりも、
アルカリ調整と過酸化水素濃度の管理のほうが、
ダメージの有無を大きく左右します。
そして、結論。
私は、美容師すらやっていない理論を、
髪風船のお客様に惜しみなくお伝えしています。
もしあなたがその理屈を理解して実践できているなら、
美容師以上の知識を持っていると言っても過言ではありません。
(もちろん、技術は別の話ですけどね)
美容師は「プロの技術」で髪を扱います。
でも「理論」は、誰でも学べば理解できます。
難しい話ではありません。中学生でもわかる理屈です。
ぜひ、あなたも髪風船と一緒に、
理論と実践の両方で「髪を育てるケア」を続けてください。