補修の結果を左右する「見えない要因」=CMC

一般的な補修理論では、髪のタンパク質やキューティクルに目が向きがちですが、**補修成分の“通り道”となるCMC(細胞膜複合体)**が重要です。

しかし、ブリーチ毛・縮毛矯正毛・経年劣化毛の多くは、このCMCが著しく欠損しており、どれほど高濃度の補修成分を入れても「効かない・持たない・ムラが出る」といった結果になりがちです。


■ 製品概要

  • 商品名:CMC PRO(シーエムシー・プロ)

  • 容量展開:200mL/1000mL(業務用)

  • 使用形態:洗い流さないタイプ(プレ処理・中間処理・仕上げ補修まで対応)

  • 主成分特徴

    • 高純度CMC誘導体

    • カチオン化加水分解ケラチン(羊毛/カシミヤ)

    • γ-ドコサラクトン(熱反応型補修)

    • 18-MEA 類似補修脂質

    • 各種植物エキス・PPT導入サポート成分


■ 施術での活用メリット

◎ ケミカル施術の「通り道を整える」

ブリーチや縮毛矯正時、ダメージ部分は親水化・多孔化しており、薬剤がコントロール不能なほど浸透しやすくなっています。
CMC PROで前処理を施すことで、髪内部に適切な脂質バリアを一時的に再構築し、施術時のダメージリスクを軽減。

◎ トリートメント施術の“定着率”が向上

高濃度PPTやコート剤を導入しても、CMC欠損毛では定着しづらく、流出も早い傾向にあります。
CMC PROは、補修剤の**「導入・定着・残留」効率を底上げ**し、施術後の効果持続性に大きく寄与します。


■ 使用タイミング別活用法

使用タイミング濃度・使用法目的
シャンプー前(ドライ毛)原液または2倍希釈スプレー+5分放置高ダメージ毛の素髪補修、導入ベース作り
パーマ・カラー前3倍希釈スプレー(必要部位中心)ダメージ軽減、施術薬剤の反応安定化
トリートメント前・中間2倍希釈塗布→加温浸透・定着サポート
ブロー前・仕上げ3〜5倍希釈を毛先中心にスプレー保湿と質感コントロール、日常補修

■ 技術者の声(導入サロンより)

「ブリーチ毛でも、CMC をプレ処理すると仕上がりのツヤと手触りが全然違います」(都内カラー専門サロン)

「トロ毛・ビビリ毛の事前処理に欠かせない。これを使うだけでアイロン操作時の収まりがまるで変わる」(福岡 縮毛矯正特化サロン)

「縮毛矯正後、ドライ時の“収まりの良さ”にお客様が驚いています。仕上がりの説得力が違う」(大阪 プレミアムヘアケア専門店)


■ まとめ

CMC は、“髪を補修する前の準備”という視点から、
すべてのトリートメント施術のベースを整えるプロ仕様のプレケア剤です。

髪風船CMC proは、一般のお客様にもお使い頂きやすい様に、シャンプー後のアウトバストリートメントとして改良しています。

ただ表面を整えるだけでなく、
「補修成分が本来の効果を発揮できる環境」を髪の中に作り出します。

 

 

内野