プロが教えるセルフカラー例

From：内野

アナタはヘアカラーしていますか？

カラーの質問が多くあります。そんな中大変困ってしまう事があります。
質問者ご本人がどこまで、カラーの事を理解されているのか？どこまで説明するべきか？

例えば
「白髪染を自分でしたいのだが、どのカラー剤で染めれば髪は傷まないか？最近は全体暗めに染めているが今より明るくしたい。」

さて、これだけの事をしようとした場合、いくつもの事を理解してやらないといけません。

傷まないようにして良く染まり、今暗くなっているのを明るくしたい。


例えば、
この場合暗くなっているのを明るくするとは明るい色で染める事ではないのです、今の暗めに染まっているカラー色素を、一旦　脱染しないといけませんし、毛先が傷んでいたりしてる状況なら、必ず根元（新生部分）と毛先（既染部分）は別のカラー剤で対処しないといけません。

根 元を明るめでしっかり染めるという事は一般的な2液を使ったヘアカラーで染める必要があります。しっかり考えないといけない事は、現状傷んでいる既染部分（傷んでいる毛先）は絶対これ以上傷めないようにと考えるべきです。

まずここまで、いかがですか？ややこしいでしょう？（大丈夫、具体的に説明しますから）

自分でするという事は最低この程度の知識はいるという事、さらに根元、毛先の染め分け、もちろん剤も変えないといけませんし、気になるのが、染め分けの技術です、根元だけ染めないといけないのですよ。（リタッチ法）
『出来ますか？』

私もアドバイしていて、どこまで話せばよいのか戸惑います。どこまで理解してもらえるか？

具体的提案です。

●まずは、色変えなど難しい状況の場合は本来ならば、できれば美容室に頼みましょう。（ここからがスタート）
しかしそれではセルフカラーの回答にはなりません、そこで

1、暗くなりすぎているカラーを脱染などが必要な場合は髪風船の酸性脱染剤（アシッドカラーオフ）でまず全体明るくしましょう。

※毛先が暗くなりすぎた状況での対処ですが、通常は2と3を行います。

2、まずは根元のみのリタッチ。（これは市販ヘアカラーにカラーバターMIX法）

3、次に、毛先退色はカラーバターで全体染、これは簡単です。2～3週間に1回頑張りましょう、ツヤピカカラーも簡単（髪風船の記事参照）↓注意点は暗くし過ぎない事（カラーバター選定）暗くなりすぎると後の修正がまた大変

いかがですか？全体1回で染めて良いのは、初めて全体染する時だけです。（毎回泡カラーはいけません）

これらは、その考え方に基づいて、ご紹介している内容です。